適応障害の甘えで休職するわけじゃない!休職期間の過ごし方について!
適応障害と診断された場合には、
その要因となる対象から離れることも改善策になります。
もし適応障害の要因が職場にあるとするならば、
休職をすることも1つの方法と言えるでしょう。
そこで今回は、適応障害で休職をする手順や、
休職中の過ごし方についてお伝えしたいと思います。
適応障害で休職するのは甘えなの?
適応障害というのは、現代ではさほど珍しい病気でもありませんよ。
ですが、偏見の目で見られることがないわけではないでしょう。
それでも、適応障害はすぐに治るというものでもありませんし、
休職をして、ゆっくりと6カ月ほどは時間をかけて治していくことが大事です。
端的に申し上げると、適応障害で休むことは決して甘えではありません。
適応障害になり、それが原因で休職をすることが甘えなのだと考え、
そのままにしておくと、鬱に移行してしまう可能性もあるのですよ。
休職をすることは心苦しい気持ちもあるかもしれませんが、
静養することが大事だということを覚えておきましょう。
休職するにはどうするまでの手順は?
休職するためには必ずやっておかなかければいけないことがあります。
まずは、手順を見て、事前に準備するものは準備する必要があると言う事になります。
1.上司に相談をして判断を仰ぐ事。
2.休職するために必要な書類を提出する事。
1.については、休職をしたいということと、あなたの病状について上司の方に伝えることです。
2.は、休職を申請するために、休職願いと証明に必要な場合は、医師に書いてもらった診断書が必要です。
また、休職をしている間に傷病手当をいただくのには、健康保険傷病手当金請求書を提出することになります。
添付しなければいけない書類については、人事部などで確認をすると良いですよ。
休職期間はどれくらい休むのが適切?
適応障害での休職期間については、人によって違いがあります。
どの程度で復帰できますよと、一概には言えないんですね。
割と早くに会社に行けるようになる方もいるのですが、
中には何年も改善せずに退職することになる方もいるんですよ。
休職後3カ月ほど経つと、医師から復帰時期を模索することを提案されることもあります。
それでも、休んでいる間にストレスに少しでも打ち勝てるようになっておかないと、
万全な状態での復帰でなければ、またお休みをすることになってしまいかねないので、気を付ける必要がありますね。
スポンサードリンク
休職期間の過ごし方について!
ストレスに耐えられるようになっていこう
先程も申し上げた通りに、休職中にはストレスに耐えられるようになっておくことが大切です。
ストレスの原因がどこにあるのかを知り、それから離れることが大事ですし、行動心理療法を用いることも適しているでしょう。
休むことも大事
睡眠は適応障害にとっても大事なことです。
しっかりと睡眠することで、心も安定するでしょう。
寝る時間も長くなってもかまいませんよ。
ダラダラすることがまずは大事なのです。
体力も衰えさせない様にする
休職をしているのですから、ゆっくりとしていたいと思うのもわかります。
リラックスをすることで、心も安らぐかもしれませんね。
しかし、休んでいる間にずっと体を動かさずにいると体も鈍ってしまい、
体力が落ちてしまうことが考えられますよ。
なので、適度に運動することもおすすめと言えるでしょう。
好きな事をするのも良い!
時にはあなたの好きな事を楽しむのも1つの手段ですよ。
お出かけが好きなら外出をしたって問題ないのです。
肝心なのは、ストレスを発散することですので、
好きな事をすればストレスを吹き飛ばすことができるということですね。
まとめ
まず、適応障害で休職することは甘えではないということですね。
そして、休職をするには上司にまず相談することと、
医師に診断書を書いてもらい、上司に提出するようにしましょう。
休むことになる期間というのは、人によって違いがあるので、これだけ休めば治るとは言えません。
休職期間には、ゆっくり過ごすことが大事ですが、体力の衰えにも注意しながら、
たまにはご自分の好きなことをするのも適しているでしょう。
スポンサードリンク