子どもの小児喘息が水泳で治療出来る理由!治る場合と悪化する場合とは?


子どもにはたくましく成長してほしい・・・。

こんな思いが親にはあることでしょう。

しかし、うちの子供が喘息持ちで悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。

辛そうで変わってあげたいという気持ちはわかりますが、

子ども自身の病ですから、どうしようもありません。

なるべく良い環境で「喘息」を治す方向に変えていかなければならないのです。

そこで言われるのは「水泳」という言葉。

「水泳教室に通わせると治るよ」などというママ友からの意見があった方もいるかと思います。

実際に「小児喘息」には水泳は効果があるのでしょうか、それとも悪化させるのでしょうか。

今回は「小児喘息の水泳による効果」についてお話しします。

咳(せき)は小児喘息かも?

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子ども6

小児喘息は「気管支(口から肺までの空気の通り道)」が何らかの原因によって

「急激な収縮」を起こすことによって発作が起こり、苦しそうに泣いたりするものです。

また、子どもの小児喘息では「咳(せき)」をしている場合、それがすでに喘息であったりもするのです。

なので、子どもが咳をしていたらすでに喘息かもしれません。

小児喘息は何歳から何歳まで発症するの?

小児喘息は「2歳までに6割、6歳までに9割が発症する」と言われています。

そしてその喘息は自然に治るともいわれ、

大体は中学校卒業時にはすでに治っている子供が半数以上となります。

ですが、高校生を過ぎても治らない方もいます。

17歳・18歳になっても治らない方の場合は「完治」が困難となることが多いです。

自然に治ると言う事は難しく、適切な治療法で「喘息が起こらないようにする」ことが求められます。

・「喘息は遺伝するの?」

なぜ2歳までに発症率が上がるの?

赤ちゃん4

赤ちゃんがお母さんのお腹から出て来ると同時に初めて自身で空気を直接吸い込みます。

この空気が気管支を通ることで少しづつ「気管支の損傷」へと繋がります。

こうして少しづつ気管支が損傷することで敏感な気管へと変化し、

何らかのタイミングで敏感な気管支が急に収縮をはじめ、発作が起こるというメカニズムです。

空気によって喘息が起こる原因

赤ちゃんが2歳ごろになってから発症するのは「空気」によるものと言いました。

それはなぜかというと小児喘息の根本的な原因は「アレルギー」だからなのです。

アレルギーと言っても人によってアレルゲンとなるものは違いますが、

小児喘息にて最も多い原因は「ダニ」と言われています。

ダニと言っても、「直接吸い込む」「死骸(しがい)」「ダニのフン」など全てにおいて

呼吸をすることで気管支を通っていきます。

もちろんこれ以外にも原因はあり、「ペットの毛」「ホコリ」「塵(ちり)」「カビ」などといったことも原因となります。

赤ちゃんの頃から「自身で空気を吸う」という事で空気上の汚い汚れを吸い込むことによって

気管支が損傷していき、敏感になり、最終的に急激に収縮することによって発作が起こると言う事になります。

発作が起こった場合の通常の治療法

子ども4

過敏になっている気管支が急激に収縮して発作が起こってしまいますが、

「発作が起こった場合」の通常の治療法としては

☑気管支拡張薬の吸入(β2刺激薬・テオフィリン等)

この拡張薬によって無理矢理気管支を拡張し、気道を確保します。

大体は次第に良くなっていくので、これで問題ないと言えます。

発作が起こらないようにする通常の予防法とは?

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発作が起こらないように「予防」するには、

環境が全てと言っても良いでしょう。

最大の原因は「ダニ」とも言われていますから、しっかりと環境を整えることが大事です。

☑吸入ステロイド

☑抗アレルギー薬

☑屋内の空気の清浄

☑ダニの排除

☑こまめな掃除

これらの事をすることで、気管支に影響を与えづらくなるので、

発作も起こりにくくなり、次第に回復傾向へと向かうでしょう。

小児喘息は水泳が良いという理由は?

プール3

小児喘息は薬を用いて予防・対処していくものとお伝えしました。

そして、忘れてはいけないのが「水泳」による予防・治療法です。

冒頭でも書いていますが、「水泳は喘息に良い」という情報が多いかと思います。

実際に水泳は「小児喘息」にとっていい影響をもたらすのか。

ストレス解消による効果

小児喘息はストレスによっても発作が起こりやすくなります。

日常にてストレスを溜めてしまうと、アレルギーを起こしてしまう原因である

「特異的IgE抗体」が急激に作られてしまう為、発作が起こりやすくなります。

しかし、運動することによってストレスの緩和となる為、効果があると言われています。

また、プールの水面でプカプカと浮くだけでも全身の力をリラックスさせることができ、

それだけでもストレスの緩和が可能ともいえます。

全身の筋肉の使用による効果

水泳は実はかなりハードな運動です。

陸上でランニングしているよりもはるかに体力や筋肉を使いますので、

疲労はとてもすごいものの、ともに体力強化・全身の筋肉強化にはとても良いスポーツです。

特に「呼吸筋」という呼吸に関わる筋肉も発達するため、

気管支もともに強くなり、敏感に反応しなくなるともいわれています。

肺機能強化による効果

水泳は「心肺機能を高める」という点において、非常にオススメできる運動の1つです。

何より、自分で意識的に呼吸をしなければいけないという事が、

肺のみならず気管支の強化にも繋がります。

小児喘息で発作が起きる事として、気管支が未発達状態と言う事が「小児喘息」での特徴です。

大人になると自然と治るというのは「気管支が発達して強くなるため」なのです。

そこで水泳を行う事で子どもの時でも「気管支を鍛えて強化する」と言う事が出来る為

効果があるとされています。

水泳は喘息に効果がある!でも悪化も?

水泳は非常に効果があると言う事がわかりました。

しかし、効果が表れず、逆に悪化を招く子供もいます。

それはなぜなのか。

良い環境にいない事による悪化

ホコリ2

喘息発作を起こさないようにするには「良い空気」「ストレスの掛からない生活」が大事です。

空気は「ホコリ」「ダニ」など、部屋の中の汚い空気を抑えることで喘息に良いとされています。

ストレスのかからない生活も同じで、この環境次第で「喘息の良し悪し」が決まるのです。

水泳で悪化するという原因として、そもそも「良い環境にいない」という事が言えますから、

子どもの為に「空気清浄機」「ストレスフリー」と言える家にすることが大事です。

年齢的に早すぎる事による悪化

2歳程から喘息の症状が強くなり始めることもあり、早く治してあげたいと言う事で

早々に水泳の効果を試そうとする方がいるでしょう。

しかし、この喘息は基本的に年齢を重ねるごとに治っていくものです。

なので、少し気管支が年齢によって発達することを待ってから水泳を始めるのが良いでしょう。

時期が早すぎると、気管支が未発達なので悪化というよりは効果が表れないといえます。

運動誘発性喘息による悪化

子供15

もしも「運動することによって喘息が起こる」という「運動誘発性喘息」の場合は、

水泳でもなんでも「運動」そのものが喘息を引き起こす原因です。

特に水泳は「呼吸」が大事な運動でもありますから、悪化するともいえるでしょう。

この運動誘発性喘息は「運動を控える」ことで発作が和らぐので、

運動して発作が起こるようなら、それは「運動誘発性喘息」ですので、

水泳のみならず運動を控えた方が良いでしょう。

予防・治療薬を投与していない事による悪化

水泳をすれば治るという点から、

吸入薬などを使わないと言う事があるのならば、それはいけません。

喘息は「吸入ステロイド」にて治療を行いつづけることで予防できますので、

水泳を始めたからと言って薬をやめる何てことは必ずやめましょう。

治療を行いながら水泳を始めましょう。

まとめ

小児喘息はとてもつらいものでしょう。

ゼーゼーとなる呼吸音を聞くととても心配となることでしょう。

しかし、しっかりと普段から「吸入ステロイド」にて治療を行い、

それに伴って、水泳を始めるのが良いと言えます。

しかし、運動によって悪化しているのであれば、

即刻やめて治療に専念するとともに「良い環境づくり」も行いましょう!!

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